戸籍謄本を役所から取得するためには、
その戸籍の本籍地を、
地番まで正確に知っている必要があります。

なぜなら、取りたい戸籍謄本の本籍地を、
役所が用意している戸籍謄本等請求用紙に、
記入しなければならないからです。

このことは、役所の窓口に直接行った場合も、
郵送で戸籍謄本を取り寄せる場合でも、
まったく同じです。

もし、取りたい戸籍謄本の本籍地が、
不明な場合や、地番だけがわからない場合でも、
その戸籍謄本を発行してもらえません。

では、戸籍謄本の本籍地が、
正確にわからない場合に、
どうすれば良いのかについてです。

まず、簡単に調べる方法としては、
過去の運転免許証を見てみる方法があります。

現在の運転免許証には、
本籍は載っていませんが、以前は、
運転免許証に、その人の本籍が載っていたからです。

ただ、かなり前の運転免許証が必要なため、
もう捨てて無い、という方が大半です。
そういった場合には、もう1つの方法があります。

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戸籍謄本の本籍地を調べるもう1つの方法は、
住民票を取ってみる方法です。

住民票には、基本的に本籍地は載りませんが、
住民票を役所に請求する時に、
「本籍と筆頭者入り」で請求すると、本籍も記載されます。

具体的には、住民票を役所に請求するには、
役所が用意している住民票等請求用紙に、
請求者の住所や氏名などを記入することになります。

そして、その住民票等請求用紙は、
住民票に記載する事項として、
「本籍と筆頭者入り」ということを追記しておくのです。

そうすることで、
本籍地の記載のある住民票を、
役所から発行してもらうことができるわけです。

単に住民票を役所から取得しても、
その住民票には、本籍地は載らないので、
注意が必要です。

なお、戸籍謄本を取得するには、
取りたい戸籍謄本の本籍地だけでなく、
正確な筆頭者の氏名も必要になります。

そのため、住民票を取得して、
本籍を確認する際には、
同時に筆頭者も確認しておいた方が良いということです。

ただ、住民票を取得するには、
住民票に載っている本人か、
正当な理由と権利のある人に限られています。

そのため、他人の住民票を取得する際には、
本人の住民票を取得する時よりも、
役所での必要書類も多くなります。

たとえば、他人の住民票を取得する際には、
その人との関係や、住民票を必要とする理由、
正当な権利のわかるものも必要になるということです。

もちろん、住民票を取得する時には、
その人の住所を正確に知っている必要があります。

なお、住民票に載ってくる本籍地については、
その人の最新の戸籍謄本の本籍地のみのため、
その人の過去の戸籍の本籍地は載りません。

そのため、もし、亡くなった人の相続で、
戸籍謄本などが必要な場合には、
まず、亡くなった時点の戸籍謄本を取得する必要があります。

そして、亡くなった時点の戸籍謄本の内容を見て、
その前の戸籍の本籍地などを調べて、
出生時の戸籍までさかのぼって取得していくことになるのです。

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