戸籍の附票を役所から発行してもらうには、
そのための手数料を支払う必要があります。
附票だからと言って、
タダでもらえるわけではありません。
戸籍の附票の手数料は、
1通300円という役所が多いですが、
1通200円という役所もあります。
つまり、市区町村役所によって、
多少金額に幅があるということです。
しかし、戸籍の附票の手数料が、
1通500円以上する役所はありません。
なぜなら、戸籍謄本の発行手数料が、
全国一律で、1通450円となっているため、
それよりも戸籍の附票が高くなることは無いからです。
また、戸籍の附票は、
現在の戸籍に附属的に作られたもので、
現住所も載っているものになります。
逆に、原戸籍(はらこせき)の附票は、
過去の戸籍である原戸籍に附属的に作られたもので、
基本的に、現住所は載っていません。
なお、原戸籍の附票の手数料については、
戸籍の附票と同じく、
市区町村役所によって異なります。
しかし、基本的には、
戸籍の附票と同じ値段というのが多く、
1通200円~300円という役所がほとんどです。
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また、戸籍の附票の手数料も、
原戸籍の附票の手数料も、
支払い方法は、現金払いになります。
ただし、現金払いで良いのは、
市区町村の役所の窓口に、
直接出向いて行った時だけです。
というのは、戸籍の附票も、
戸籍謄本と同じように、
郵送による取り寄せが可能です。
戸籍の附票も、戸籍謄本と同じく、
その戸籍の本籍地の役所でのみ取得できるもので、
遠方の場合、窓口に行けない人もいるからです。
もし、戸籍の附票を郵送で取り寄せる場合には、
戸籍謄本を取り寄せる時と、
基本的に同じ書類が必要になります。
そして、その取り寄せ書類の中には、
戸籍の附票の発行手数料も同封して、
役所に郵送する必要があります。
ただ、戸籍の附票を郵送で取り寄せる場合、
発行手数料については、現金払いではなく、
定額小為替で支払うことになっているのです。
郵便の法律では、現金書留以外の封筒に、
現金を入れてはいけないことになっているため、
定額小為替を利用することになっているわけです。
ちなみに、定額小為替は、
ゆうちょ銀行の窓口で購入できるもので、
小切手のようなものになります。
また、戸籍の附票を郵送で取り寄せる場合、
発行手数料を定額小為替で支払うのですが、
普通為替でも良いという役所もあります。
普通為替というのは、
定額小為替と同じく、小切手のようなものですが、
金額を自由に指定できるものです。
そして、普通為替の方が、定額小為替よりも、
ゆうちょ銀行への手数料が、
安くなることもあります。
なお、戸籍の附票の発行手数料を、
切手や証紙で支払うことはできません。
たとえ、200円や300円であっても、
戸籍の附票の発行手数料の支払いを、
切手や証紙では受付けてもらえませんので注意が必要です。
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