北九州市内に本籍のある戸籍謄本を、郵送で取り寄せるには、
「北九州市区政事務センター」という所に、
戸籍謄本等の交付請求書を送る必要があります。
普通は、戸籍の謄本類を郵送で取り寄せる場合には、
その戸籍の本籍のある役所から取り寄せることになるのですが、
北九州市の場合、各区役所では郵送対応をしていないからです。
そのため、北九州市の以下の各区内に戸籍の本籍がある時には、
戸籍謄本の取り寄せ先は、
「北九州市区政事務センター」になるということです。
カ行 小倉北区(こくらきたく)、小倉南区(こくらみなみく)
タ行 戸畑区(とばたく)
マ行 門司区(もじく)
ヤ行 八幡西区(やはたにしく)、八幡東区(やはたひがしく)
ワ行 若松区(わかまつく)
たとえは、取りたい戸籍の本籍が、
北九州市小倉北区○○町○○番であれば、郵送で取り寄せるには、
北九州市区政事務センターが、窓口になるということです。
ただ、北九州市小倉北区役所に、
間違えて請求書類を送ったとしても、
北九州市区政事務センターに転送してもらえる流れになっています。
その際の転送代などはかかりませんが、
自分の住所宛てに返送されてくる日数が、
転送日数分だけ遅くなります。
北九州市区政事務センターの住所と宛て名は、
〒803-8535 北九州市小倉北区大手町1番1号
北九州市区政事務センター です。
スポンサーリンク
なお、戸籍謄本の取り寄せだけでなく、
除籍謄本や原戸籍謄本、住民票や戸籍の附票の取り寄せ先についても、
本籍が北九州市内であれば、「北九州市区政事務センター」になります。
発行手数料は、戸籍謄本が1通450円、
除籍謄本と原戸籍謄本が、それぞれ1通750円、
戸籍の附票が、1通300円です。
なお、どの謄本を請求する場合にも、
その戸籍の本籍と筆頭者を、
正確に調べておく必要があります。
なぜなら、戸籍の謄本類を請求する時には、
郵送であっても、役所の窓口に直接出向く場合でも、
戸籍謄本等の交付請求書を提出しなければなりません。
そして、戸籍謄本等の交付請求書には、
取りたい戸籍の本籍と筆頭者を、
正確に記入しなければ、謄本類を発行してもらえないからです。
特に、戸籍の本籍については、
北九州市○○区○○町○○番といった感じで、
地番まで正確に記入する必要があります。
もし、戸籍の本籍の町名や地番が不明なら、
戸籍の謄本類を発行してもらうことができませんので、
注意が必要です。
ちなみに、戸籍の謄本か、抄本かで迷った場合には、
謄本を取得することをお勧めします。
なぜなら、手続き先に戸籍を提出する場合、
戸籍の抄本ではだめで、
戸籍の謄本が必要としている所がほとんどですが、
戸籍の謄本ではだめ、という所はないからです。
さらに、戸籍の謄本も、戸籍の抄本も、
発行手数料として役所に支払う金額は、
450円で同じです。
ただ、戸籍の謄本のデメリットとしては、
その戸籍に載っている人全員が、記載されてしまう点にあります。
もし、関係のない家族の戸籍部分については、
どうしても省略したい理由があれば、
戸籍の抄本を取得しても良いのですが、
提出先で、謄本と決められていれば取り直さなければならなくなります。
そのため、戸籍謄本を郵送で取り寄せる前に、
戸籍謄本なのか、それとも戸籍抄本でも良いのかを、
提出先で確認しておくと良いでしょう。
もちろん、戸籍謄本の方を取得していれば、
再取得の必要性が問題になることはまずありません。
また、自分が載っていない戸籍の謄本類を請求する場合には、
戸籍に載っている人との関係性のわかる資料を、
戸籍謄本等の交付請求書に添付する必要があります。
よくあるのが、亡くなった人の相続で、
必要な戸籍謄本などを取り寄せるケースです。
スポンサーリンク