急ぎで戸籍謄本などが必要な場合には、
役所への発送と、役所から自分の住所への返送を、
共に速達郵便で行うことが可能です。

速達郵便の場合、郵便自体は、
土日祝日も動いていますので、
取り寄せ期間を、短縮することができます。

ただ、役所自体は、土日祝日はどこも休みですので、
土日祝日を挟んでしまうと、
戸籍謄本などの返送に、その分時間がかかることになるのです。

たとえば、戸籍謄本の請求書類を、木曜日に発送した場合、
請求先の役所が、それ程遠くなければ、
速達郵便を利用すれば、早ければ翌日に役所に到着します。

そして、その日の内に、役所で戸籍謄本の返送作業をしてもらえれば、
一番早くて、土曜日には、
戸籍謄本などが、自分の住所宛てに返送到着することになるのです。

しかし、請求先の役所が、ある程度距離があり遠ければ、
戸籍謄本の請求書類の役所への到着は、
土曜日になります。

ただ、土曜日は、役所はどこも休みですので、
実際に、戸籍謄本などの返送作業を行うのは、
翌週の月曜日ということになるのです。

その場合、自分の住所宛てに戸籍謄本などが返送到着するのは、
返送用封筒も速達郵便にしていれば、
早くて翌週の火曜日か、水曜日ということになります。

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戸籍謄本の取り寄せで、速達扱いにするためには、
戸籍謄本の請求書類を、役所に発送する封筒の上端に、
速達のハンコを押して、速達代280円分の切手を貼る必要があります。

また、役所からの返送用の封筒も同じで、
役所から返送するための封筒の上端に、
赤で速達のハンコを押して、速達代280円分の切手を貼っておきます。

役所からの返送用の封筒は、役所では準備してもらえませんので、
戸籍謄本などの請求者が、
自分で用意して、同封しておく必要があるのです。

もちろん、返送用の封筒には、返送先の住所(自分の住所)を記入して、
切手も貼って、速達郵便を利用するなら、
速達代の切手も貼っておかなければなりません。

役所の担当者が、返送用の封筒に切手を貼ったり、
速達扱いにしたりは、通常はしてもらえませんので、
請求者の方で、事前に準備しておかなければなりません。

そして、速達扱いにするためには、
封筒の表の上端に、<速達>という赤のハンコを押すか、
赤ペンで速達という文字を書いておく必要があります。

また、返送用の封筒の切手については、
A4サイズの封筒であれば、戸籍謄本数枚の請求の場合、
140円切手と、速達代の280円切手を貼っておくと良いでしょう。

もし、取り寄せたい戸籍謄本の枚数が多い場合には、
205円切手+速達代の280円切手や、
250円切手+速達代の280円切手を貼っておきます。

重さ的には、100g以内でしたら、140円切手で良く、
100g~150gなら205円切手、
150g~250gなら250円切手となります。

ただ、返送用の封筒の切手については、
請求者の方では、事前に重さを把握するのが難しいので、
戸籍謄本1,2通なら140円切手で十分です。

逆に、戸籍謄本などを3,4通取り寄せる場合には、
205円切手を貼っておいた方が良いでしょう。

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