戸籍謄本の取り寄せ日数は、
取り寄せ先の役所が、遠い場合と近い場合とで違ってきますが、
おおむね1週間~10日前後になります。
通常、戸籍謄本の取り寄せ書類を発送してから、
約3,4日で役所に届き、当日か翌日には役所で処理され、
役所から発送後、約3,4日で戸籍謄本が到着といった感じです。
ただ、役所の中でも、郵送事務処理センターのように、
市内にある全ての区役所の郵送事務を一括して処理している場合には、
処理されるのに、5日~1週間前後かかることもあります。
たとえば、郵送物が非常に多くて混雑している時期には、
戸籍謄本の取り寄せ書類を、役所に発送してから返送到着まで、
10日前後以上かかることもあるということです。
そのため、戸籍謄本を郵送で取り寄せる場合には、
ある程度、余裕を持って進める必要があるのです。
もし、急いで戸籍謄本が必要な場合には、
普通郵便で発送と返送を進めてしまうと、上記の日数がかかるので、
速達郵便で発送と返送を進める方法があります。
速達郵便なら、片道1回につき280円余分に切手代がかかりますが、
戸籍謄本の取り寄せ日数を、
半分近くに短縮できるメリットがあるからです。
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もし、速達郵便を利用する場合には、
役所からの返送用封筒の上部に、速達の朱印のハンコを押して、
速達代280円分の切手も貼っておく必要があります。
ただ単に、速達料金分の切手だけを加えて貼っていても、
封筒の上部に、速達の朱印のハンコが押されていなければ、
結果、普通郵便で返送されてくる可能性が非常に高いからです。
なお、速達郵便を利用すれば、
発送と返送にかかる郵送日数は、確実に短縮できますし、
役所内での処理日数についても、多少短縮させることができます。
なぜなら、役所内の戸籍謄本発行の担当者も、
発送と返送に速達郵便が利用されている場合には、
基本的に、優先して急いで処理してくれているからです。
しかし、役所への郵送請求の件数が多く、
役所自体が混み合っている時には、
速達であっても、処理するのに、数日の時間がかかることもあります。
また、土曜日と日曜日、祝日については、
どこの役所も休みとなりますので、
土日祝日を挟むと、その分、取り寄せ日数がかかることになります。
たとえば、水曜日や木曜日に、
戸籍謄本の取り寄せ書類を普通郵便で発送しても、
役所への到着は、金曜日の夕刻や土曜日になるため、
役所での処理および発送自体は、翌週の月曜日になるといった感じです。
逆に、速達郵便の場合なら、水曜日や木曜日に送れば、
翌日か翌々日には役所に到着しますので、
その週の内に、役所内で処理して返送されてくることが期待できます。
なぜなら、速達郵便の場合、土日祝日でも配達自体は行われますので、
土曜日や日曜日に、自分の住所に返送到着といったこともあるからです。
ただ、戸籍謄本の取り寄せ書類に不備や不足が1つでもあれば、
書類が整うまで、役所が戸籍謄本を発行することはありませんので、
何度でも、補正や、追加送付などに時間がかかることになります。
そのため、役所に書類を発送する時には、
少し時間がかかっても、不備不足の無いようにしてから発送した方が、
結果的に、日数を短縮できるということになるのです。
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