名古屋市内に本籍のある戸籍謄本については、
名古屋市役所内の証明書交付センターという所からのみ、
郵送で取り寄せができるようになっています。

そのため、名古屋市の各区役所宛てに、
戸籍謄本の取り寄せ書類を郵送で送っても、
対応してもらえませんので注意が必要です。

なお、名古屋市内に本籍のある戸籍謄本だけでなく、
除籍謄本や、原戸籍謄本、住民票や戸籍の附票についても、
郵送で取り寄せる場合には、証明書交付センターが窓口になります。

また、戸籍や除籍の謄本類の取得に必要な物としては、
・ 戸籍謄本等の請求用紙
・ 身分証（運転免許証又は健康保険証のコピー）
・ 謄本の発行手数料分の定額小為替
・ 返送用封筒（切手貼り付け済み）
以上４点は、かならず必要になります。

つまり、証明書交付センターに送る封筒内には、
必要事項が記入された戸籍謄本等の請求用紙と、身分証のコピーと、
定額小為替と、返送用封筒が入っている必要があるということです。

どれか一つでも不足していたり、不備があれば、
証明書交付センターから、電話連絡がありますので、
不備不足に対応しないと、戸籍謄本を取り寄せることができません。

また、自分の戸籍や、自分の両親など直系の戸籍の謄本類は、
問題なく取り寄せることができますが、
それ以外の人の戸籍の謄本類については、
正当な権利と理由が無ければ、取得が難しいのが現状です。

また、相続関係で、亡くなった人の戸籍の謄本類を取得する場合には、
上記の４点以外にも、亡くなった人と、
あなたとの相続関係のわかる戸籍のコピーも必要になります。

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名古屋市の以下の各区に戸籍の本籍がある時、
戸籍謄本の取り寄せ先は、すべて証明書交付センターになります。

ア行　熱田区（あつたく）
カ行　北区（きたく）
サ行　昭和区（しょうわく）
タ行　千種区（ちぐさく）、天白区（てんぱくく）
ナ行　中川区（なかがわく）、中区（なかく）、中村区（なかむらく）、
西区（にしく）
ハ行　東区（ひがしく）
マ行　瑞穂区（みずほく）、緑区（みどりく）、港区（みなとく）、
南区（みなみく）、名東区（めいとうく）、守山区（もりやまく）

取得したい戸籍の本籍が、
上記の各区内の戸籍謄本の取り寄せ先は、
各区役所宛てではなく、証明書交付センターになるということです。

もし、間違えて、区役所宛てに戸籍謄本の郵送請求をしたとしても、
各区役所では、戸籍謄本の郵送請求に対応してもらえませんので、
注意が必要になります。

では、証明書交付センターの住所と宛て名ですが、
〒456-8502　熱田区神宮三丁目1番15号
「証明書交付センター」です。

ただ、証明書交付センターでは、
名古屋市内の全区役所分の郵送請求を処理していますので、
混んでいる時期もあります。

そのため、急ぎで戸籍謄本を取り寄せたい場合には、
普通郵便で送るのではなく、証明書交付センターへの発送も、
返送用封筒も、どちらも速達郵便にしておいた方が良いでしょう。

また、もし、亡くなった人の相続のため、名古屋市内にある、
戸籍や除籍などの謄本類の取り寄せに困っている相続人の方なら、
戸籍謄本の取り寄せに困っていませんか？
のページで解決できるでしょう。

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